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日経産業新聞

2002.10. 9

ファンドも設立、資金を提供
具体的ビジネス案件後押し

一昨年の七月にワタベウェディングの渡部隆夫社長ら企業経営者や井阪健一大阪経済大学理事長ら七人の経済人が発起人となって、「関西を元気にする会」(大阪市、会長=和納勉クイック社長)が関西経済の活性化を目的として設立された。「関西経済復興のためには厳しい経済環境に立ち向かうチャレンジ精神旺盛な企業家精神を持つ経営者を育成することが不可欠」という認識に立ち、株式の公開を目指すベンチャー企業に会費制で、講演や意見交換をする場を提供し、具体的ビジネス、経営案件を話し合う分科会などの開催を通じて後押ししている支援組織だ。

―― 現在の会員数は。
 

和納 二年前の設立時には三十二社だったが、本年九月末現在で七十社となりました。その内賛助会員は六社。年内にはまだ数社入会する予定です。

―― 会員のイメージは。

和納 会の目的はビジネスと経営のあり方を、互いに錬磨しあう場と機会を作り出すことです。したがって、事業にかける意欲が旺盛な経営者に会員になってもらいたいと考えています。

―― 具体的な活動内容は。

和納 講演会、研究会や交流会を主体とした年間十回程度開催する社長会、「人事・人材」「株式公開」「あきない」の三つの分野で会員企業の実務担当者で構成する分科会、会員企業による自社のビジネスアイデアを発表するビジネス・プレゼンテーション大会、株式の公開を目指す企業への様々な支援活動が大きな柱です。

―― 現在までの成果は。

和納 具体的な成果という点では、会員の中からエフアンドエム、くらコーポレーション、クイック、クインランド、ビービーネットの五社が株式公開を果たし、準備中の会社もあります。また、会員相互の交流が進みビジネスに発展していく例もあるようです。

―― 今年ファンドを設立したが。

和納 今年の七月十五日に会員企業向けのサービスの幅を広げるため「関西を元気にするファンド」を設立しました。会の発足以来二年が経過し、勉強会としては定着したと言えます。しかし、会員であるベンチャー企業の当面の目標が株式公開である以上、指導やマッチングだけでは不十分であり、具体的な支援が必要だと当初から考えていました。ファンドに関しては規模は、一口一千万円単位で三億?五億円程度と考えています。このファンドは出資者が上場した会員企業経営者が中心なので、経営者の視点で事業戦略などを助言できるのが特徴です。

―― 十月から経営幹部向けにビジネススクールを開設したようだが。

和納 ベンチャー企業が成長するには、経営者だけでなく経営幹部の能力アップも成長の重要な要因です。新講座「関西を元気にするビジネススクール」では会員企業の経営幹部や候補者などを対象に組織論や事業戦略など経営者のサポートに必要な知識の習得を目指します。この件では人材紹介会社クイックの社内の「ヒューマンキャピタル総合研究所」と大阪経済大学の協力を得て、二十人程度を対象に経営トップの支えになりうる人材を育成していきたいと考えています。

―― 今後の展望は。
 

和納 現在関西地区だけの活動にとどまっていますが、関東に在住している関西出身者にも声を掛け、東京に支部をつくろうという動きもあります。各地の企業経営者とも連携し、「元気にする会」のネットワークを全国に広げることがでれきば面白いと思います。

―― クイック自体の動きはどうなるのか。

和納 企業の株式公開支援を強化するため九月末に、クイック・ベンチャーサポート(本社=大阪市、社長石本洋)を設立しました。ここでは株式公開の準備業務を請け負うほか、ベンチャー企業に対するコンサルティングや専門知識・技能を持つ人材の紹介・派遣などを手がけるなど、当面は「関西を元気にする会」と連携し、会員企業から始めたいと思っています。